ロートレック展
Henri De Toulouse-Lautrec: 1864-1901, The Theatre of Life (Basic Art)
- 作者: Arnold Matthias
- 出版社/メーカー: Taschen America Llc
- 発売日: 2000/09/01
- メディア: ペーパーバック
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美術の教科書で見た絵の本物が飾ってありましたが、思ったより絵がでかい。ロートレックと言えばポスターアートなので目立って当たり前かも。あと、絵を見る時にいつも技法をチェックしているのですが、リトグラフなのですね。いわゆる版画。ポスターだから量産しないといけないのでこれまた当たり前かも。
あらためてじっくり絵を見てみましたが、やっぱりあんまし上手く無いですね。顔がいまいちな絵がほとんど。でも、遠くから見るとインパクトがあって、顔も綺麗に見える。さすがポスターアート。しかしながら、ロートレックの絵は私の好みに合ったものが多いことに気付きました。それは黒と白のコントラストがくっきりと付いたもの。ぱっと見分かり易い絵が好きなのかも知れません。
同時代のポスター画家の絵も飾ってありましたが、日本人好みっぽいのがありました。アルフォンス・ミュシャ。
Alfons Mucha. Auftakt zum Art nouveau
- 作者: Renate Ulmer
- 出版社/メーカー: Taschen Deutschland GmbH+
- 発売日: 1996/10
- メディア: ハードカバー
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絵に輪郭をつけるのは”逃げ”のように思いますが、いい逃げ方をしている絵はそれはそれで好感が持てるものです。