コンサート

夜から弦楽合奏のコンサートでしたが、会場に行く途中に駅前で”夕やけコンサート”をやっていたのでついでに聴いてきました。時間も少し余裕があったしね。
”夕やけコンサート”は地元の吹奏楽団が演奏している無料のコンサート。吹奏楽はやったことないのですが、クラリネットが7人くらい居るとやっぱり音が違いますね。いろいろな場所で呼ばれて演奏している楽団らしく、腕もなかなかのもの。吹奏楽だとポップ音楽が多いのでノリが良くて楽しいです。
聴き終わってそのまま弦楽合奏のコンサート会場に行きました。こちらは夕やけコンサートとは対照的で、古典音楽が中心。こちらもヴァイオリンやヴィオラのハーモニーが迫力がありました。1本の楽器じゃ出せない音です。
直前に吹奏楽を聴いていたおかげで特に感じたことですが、楽器のパートの役割が全然違うということ。弦楽合奏だと音色が比較的似ているので、別パートにメロディを受け渡してもなめらかに流れていきます。それに比べて吹奏楽だとパートが違うと楽器が大きく異なるのでパート間のメロディの受け渡しがあると音色自体が変化していきます。どちらも一長一短ですが、とても面白く聴けました。
コンサート2曲目は一番聴きたかったチェンバロ曲、ブランデンブルク協奏曲でした。生のチェンバロを見るのも聴くのも初めて。本当にCDやラジオで聴いた時のような音が出ます。チェンバロの音は抑揚が無いので、その音に弦楽器が飾りをつけているようなイメージ。でも、全部の楽器が合わさって出来た音はとても自然でした。やっぱチェンバロはいいですわ。あらためて好きになりました。
生の演奏を聴くのはいいですね。いい音が聴けるというのもありますが、楽器の弾き方も参考になるし、あんな響きの音色を出したいと思えます。また機会があれば音楽聴きにいきたいですね。