SonataArctica

Unia

Unia

SonataArcticaのニューアルバム、「UNIA」です。メロディックスピードメタル、いわゆるメロスピというやつです。今回のアルバムでは前回に比べて小綺麗さでは無くバカっぽさ、豪快さが強調されています。ジャーマンメタルっぽくなった?
SonataArcticaの特徴である叙情的なメロディラインは健在。ただ、シャウト気味の歌い方になって少し雑に感じられるのと、メロスピの醍醐味とも言える疾走感が激減しているところが非常に残念。
ひととおり曲は聴いてみましたがところどころ良いメロディを見かけるながらも、これは!と思える曲がほとんどありませんでした。一番良かったのを挙げるとすると、8曲目の「My dream's but a drop of fuel for a nightmare」くらいかな。
まだファーストインプレッションの段階なので聴きこんでいくと感想が変わるかも知れませんが、それでも第一印象は大切。曲の幅を広げているという意味では良いアルバムかも知れませんが、次作はソナタの疾走感が戻ることを期待して待つとしましょう。