タイムスクープハンター

少し前にNHKで見た番組。ふとTVを付けた時に放送していたのでタイトルを知らずに見ていました。いかにも特別番組っぽかったのでそれ以上調べなかったのですが、実は全8回のシリーズで放送していたらしい。
内容は、時代劇・・・のような、そうじゃないような。舞台が時代劇でおなじみの時代で、そこにTV取材をしに行くという異色もの。TV取材に答える江戸時代の町民たちが何とも言えません。一見バラエティなのですが、まじめにその時代を演じており視点を変えた教養番組とも言えるかも。
偶然見た回は、特別大事件が起きない町人文化の取材。小さな事件や任侠物語が描かれており、何とも言えない泥臭さがおもしろい。いきなりチャンバラが始まる通常の時代劇よりよっぽど時代を演出しています。多分、「江戸同心24時」の回と思います。
エピソードの中でも印象に残っているのが警察モノっぽい話。賭博場で捜査も裏付けも無く「イカサマしただろう」と叫んで無理やりとっ捕まえるシーンが笑える。実際、昔の警察(当時の名前は忘れた)なんて勘だけで取り締まりをしてたのかも知れませんね。
番組の最後のシーンもおもしろかったと思うのですが、忘れました。

なんとなく思い出して調べてみて分かったのが番組名「タイムスクープハンター」。NHKの番組のたまごの企画で短期シリーズで放送しているのを知りました。そして悲しいことに次が最終回。しかも、前の回が放送されていたのが昨日・・。ついでにGW中に一挙放送してたらしい。
もう少し調べるのが早かったら、と思うとくやしいですね。かなり良い感じの番組だったので、また再放送をして欲しいです。