秘本三国志

秘本三国志〈1〉 (中公文庫)

秘本三国志〈1〉 (中公文庫)

陳舜臣さんの三国志です。最近読み始めました。個人的にベタな三国志演義は読みたく無くて正史寄りの話を知りたかったので陳さんの本を選びました。演義と正史の中間のような位置付けと思います。三国志自体まともに読んだことが無く、一度、十八史略*1を高校の頃に読んだ程度なのでそのうち読んでみたいと思っていました。
物語は演義に染まっていない分、勧善懲悪な話では無くなってるので個人的には好みです。あの劉備の聖人っぷりは見たくないので。演義の方はどのような話のボリュームかは知りませんが、秘本三国志は1巻ではまだ曹操が出てこようかという状況。三国になる前が長いのかな。
この後、英雄達がどのように描かれるか楽しみです。ぼちぼち読んで行きます。

*1:これも陳さんの本ですが