ガンダム SEED Destiny

楽しんで観ていましたが、来週で最終回だそうですね。今回の話は特に前作SEEDと同じかよっ、という突っ込みを入れたくなる内容でした。さすがSEED Destiny。楽しませてくれます。前作の名シーンの数々をありがとう。奴は死にませんでしたが。
ガンダムシリーズやら前作SEEDやらのネタの使いまわしのオンパレードな作品ですが、これのどこがDestinyなのかさっぱりというのが致命的ですね。まさかつじつま合わせのために名付けた作戦「Destiny Plan」にしかかかってないとか・・。内容的にはDestinyと言うよりDejavuのような気もしますが。

最終回って・・?

最終回はどうなるんでしょうか。予告を見る限りでは、前作では手持ち無沙汰だった脇役アスランと自称主人公のシンが、キラと悪の権化役のレイが対決することに。・・・主人公が悪役と戦わないところがすごいです。まあ、オープニングのタイトルで出てくる機体がキラのストライクフリーダムだったり、最後のカットの立ち位置がシンが隅っこ(中央はキラ)だったり、エンディングも最後のカットはキラとアスランだったりと、前代未聞の主人公なのですが。
ネタとしてはタリア艦長がデュランダル議長をバズーカで吹っ飛ばすってのが好きなんだけど、本当にやりそうで怖い。アスラン×シン、キラ×レイ、デュランダル×???と枠が空いてるところに期待してしまいます。
曲がりなりにもシンが主人公な訳ですが、このままだとアスラン戦死になりそうに思うのだが、アスランって死にそうに無いので回避策を考えてみる。ララァのパクりで、やられそうになるアスランルナマリアがかばって終了とかありえるかも。あとはZみたいに主人公が廃人になってめでたしめでたしっと。

レジェンドについて

アスランに授けられそうになった時、「これは俺のカラーじゃ無いだろ!」とミーアに目配せしているネタがお気に入り。形も明らかにレイ専用だし。アスラン逃亡直後に、ちゃっかりアスラン用の機体(インフィニットジャスティス)を用意しているラクスもすごい。

ところで・・

  • ドムのパイロット
    • ドム三連星のパイロットってほとんど紹介されるでも無く、なんとなく参加しているところが何か寂しい。キャラの顔は一人一人濃いのに、誰もかまってくれないのだ。
  • 期待の新色
    • バルトフェルドカラーのガイアって一瞬しか出なかったけど、あれでおしまい・・?
  • ガンダムOS
    • レジェンドとカオスが同じOS載せてるけど、汎用性ありありなのかね。
    • ガンダム系は核で動いてるようだが、地上で爆発したり、でもパイロットは生きてたりとなんかすごいぞ。
  • GUNDAM
    • OS起動時の”GUNDAM”の当て字が笑えるが、”M"の当て字がDestinyと暁が同じって・・。他は全部”Module”で統一されてるのにね。

ルナマリア・ホーク

名前の響きの美しさと声優の人気とヒロイン要素十分だったが、悪役シンの相手役になってしまいヒロイン崩れに転落。第1話か2話あたりの出撃できずにおしまいから始まり、ザクで直撃食らったり、インパルスもらっても出撃ほとんど無かったりと見事なまでに活躍しません。最終回で戦死して、一体何役だったの?という存在で終わってしまいそうな気がするのだが、今後(?)の活躍に期待。

最後に

ここまで迷走する行き当たりばったりなストーリー展開はすごい。旧シリーズネタを今のクオリティで再現したかっただけのために製作したとも思えます。ネタとして楽しめる要素は十分なので、個人的には”あり”。最終回のオチにめっちゃ期待しています。