ファンタジー小説

精神云々の話も好きですが、それより前から読んでいるのがファンタジー系。読み始めた本のジャンルの順番はこんな感じだったと思います。

推理小説
 ↓
ファンタジー小説
 ↓
マイクル・クライトンダニエル・キイス
(ジャンルでは無いが一時期ハマってた)
 ↓
歴史小説

ファンタジー小説を読み始めたら推理小説を読まなくなったと言うわけでは無く、こういう順番に読むジャンルを増やしていったということです。途中で哲学な本も読もうとしたこともありますが、途中で興味が薄れて全部読みきれませんでした。話としてはおもしろいんだけど、どうも哲学とは肌が合わないみたい。
今日は今まで読んできたファンタジー小説を紹介します。

ロードス島戦記

初めてファンタジー小説を読んだのは「ロードス島戦記」だったと思います。ここからファンタジー物語が好きになりました。当時小学生でしたが普通に読めたので、今読むとかなりぬるいストーリーかも知れませんが、子供向けのファンタジー入門小説としておすすめです。
舞台は大陸から離れた神々の眠る孤島。騎士、魔法使い、僧侶、盗賊、エルフ、ドワーフと基本は抑えてます。

ドラゴンランス戦記

ドラゴンランス戦記 (1) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)

ドラゴンランス戦記 (1) (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)

次に読んだファンタジー小説は「ドラゴンランス」。これも小学生の時に読みました。ロードス島戦記のような死にそうに無い主人公では無く、弱さや人間らしさ満載の小説です。到底かなわない力に挑む主人公達の冒険がとてもおもしろい。
舞台は神の怒りに触れ破壊された世界。それ故、僧侶が存在しない。星座が神の存在を示す独特の世界観がおもしろい。神が地上に降臨すると星座が消える演出がイイ。

フォーチュンクエス

ドラゴンランスと同時期に知った小説。小学〜中学あたりから読んでいたと思います。ドラゴンランスとは対極とも言うべき場所にある小説かも知れません。漫画のように読むことが出来る娯楽小説です。
TVゲームを小説の舞台としたような世界。小説なのにレベルUPがあるところがおもしろい。軽い(軽すぎる)内容だが、主人公が冒険者となったきっかけは悲しい理由がある。

スレイヤーズ

スレイヤーズ! (富士見ファンタジア文庫)

スレイヤーズ! (富士見ファンタジア文庫)

フォーチュンクエストを知ったすぐ後くらいから読んだ小説。フォーチュンと同じくかなり漫画な内容。しかも1巻で魔王を倒してるし・・。確か読み切りで書いた小説が売れたので続きが出たんじゃなかったかな。外伝のナーガとのやりとりが好きだった。今頃!?という時期にアニメになりましたが、そこそこ人気あったみたいですね。
主人公は血も涙も無い魔道士。剣術もそこそこ。第一巻にしてすでに世界を滅ぼす力を持っている。力のバランスは最悪。

指輪物語

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)

新版 指輪物語〈1〉旅の仲間 上1 (評論社文庫)

言わずと知れた、映画「ロードオブザリング」の原作。和訳があまりにもおそまつなため、読みにくいことこの上なし。しかも話はホビットが逃げ惑う内容のため、それほどおもしろいと言う訳では無い。ただ、その世界観はファンタジー小説の原点と言われるだけのことはあり、話の雰囲気が独特でおもしろい。ファンタジー小説の古典として読むならばおすすめできる本。

グイン・サーガ

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

豹頭の仮面―グイン・サーガ(1) (ハヤカワ文庫JA)

辺境でのサバイバルから突然スタートする。豹頭のスーパーマンが活躍する話。20巻あたりから辺境から街中へと舞台が移り、急降下するように話がおもしろく無くなっていきます。
主人公が言ったとおりに話が運ぶ展開、失敗しても主人公が言い訳すれば納得してくれる都合の良い人々、形容詞だらけ&同じことを3度は繰り返す台詞、性格・口調が同じ登場人物達、Hしか考えていない女達等等・・、救いようがありません。ただ、100巻付き合ってきたせいで、なかなか離れられない・・。次の巻でいきなり最終巻になったとしても、悲しむ人より幸せな人が多いでしょう。