ドラゴンランス戦記/伝説
ドラゴンランス伝説〈6〉奈落の双子 (富士見文庫―富士見ドラゴンノベルズ)
- 作者: マーガレットワイス,トレイシーヒックマン,Margaret Weis,Tracy Hichkman,安田均,細美遥子
- 出版社/メーカー: 富士見書房
- 発売日: 1992/07
- メディア: 文庫
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主人公達
和製ファンタジー小説では超人的な力を持った主人公が定番ですが、ドラゴンランスの主人公は(弱い訳では無いが)普通の冒険者です。ドラゴンブレスを食らえば即死します。最終的には英雄と呼ばれるまで強くなりますが、それでもドラゴンブレスを食らえば即死するでしょう。
主人公達の種族は様々で、人間、ハーフエルフ、ドワーフ、ケンダー族(小人)。途中からエルフも参戦したかな。また、正反対の能力を持った双子、騎士と認められては居ないが騎士の魂を持つ者、裏切り者、神に見捨てられた世界の癒し手と個性豊か。個人的にはケンダー族のタッスルが好きですが、他のキャラクターもとても魅力的です。
世界
300年前に神々に見放され「大変動」により破壊された世界。神を信仰するものはおらず、癒し手は居ない。地形も大きく変わっているため、正確な地図が存在しない。戦記では、正義の神パラディンと暗黒の神タキシスが地上に降臨し、ドラゴンランス戦争が起こる。
神が降臨した時にはその神の星座が消える。天界(奈落)に戻ると、星座が現れる。伝説では星座の存在もひとつのキーワードになっているところがおもしろい。
設定
剣と魔法の世界。いわゆる中世風の王道ファンタジーです。D&Dが元なので、魔法を唱えるにはあらかじめ準備が必要とか、いろいろ制約があるみたい。実際D&Dをしたことないので、それ以上は分かりませんが・・。
本は・・・
ドラゴンノベルズから出版されていたが、廃版となっていたらしい。最近アスキー出版から再版されたようですが、値段を見ると・・。ハードカバーにでもなったのかね。続編も出ているらしいので、余裕があれば買ってみようかな。